第4回エチケットアートアワード・グランプリが決定しました


白鳥絵美さんの作品『Giselle – Matinee』がグランプリを受賞。

第4回マオイ自由の丘ワイナリーエチケットアートアワードにおいて、札幌市在住の白鳥絵美さんの作品『Giselle –
Matinee』がグランプリに輝きました。グランプリ及び佳作は以下の通りです(敬称略・50音順)。

 

【グランプリ】
『Giselle – Matinee』 制作:2021年
白鳥 絵美 (札幌市在住)

【佳作】
『formal』 制作:2016年
松浦 進 (札幌市在住)

『8da0b6』 制作:2020年
山﨑 愛彦 (札幌市出身・京都府在住)

 

白鳥さんの作品『Giselle – Matinee』は、7 月販売開始予定のワイン「自由の丘ワイン 夕顔2020(ゆうがお)」のエチケット(ラベル)として採用し全国に出荷されます。
また、作品は、ワイナリー来場者に鑑賞してもらえるようにワイナリー内に展示する予定です。
例年、新酒発表会と同時に行われる表彰式は、新型コロナ感染症対策のため開催を見合わせました。

 

【グランプリ作者プロフィール】

白鳥 絵美(しらとり えみ)
1979 年、北海道札幌生まれ。
札幌を拠点にグラフィックデザイナー、美術家として活動。
主な仕事は広告やロゴ、イラスト等のグラフィックデザイン全般、空間装飾の企画など。
2000 年、北海道芸術デザイン専門学校を卒業。
2010 年、ホテル「THE GREEN LEAF Niseko Village」のリニューアルプロジェクトに参加。ロゴや館内のサインの
デザインの他、ホテルにて壁画等の滞在制作を行う。
2018 年より、イタリア、香港の拠点とする「Eye Contemporary Art」に所属。「Affordable Art Fair」などのアートシ
ョーに作品を出品する。
2021 年3 月にクロスホテル (札幌)、5 月にファビュラス (札幌)でそれぞれ個展を開催。

グランプリ
『Giselle – Matinee』 白鳥 絵美

【作品コンセプト】

ダンスの演目をモチーフにしたテキスタイルパターンの作品です。クラシックバレエ作品の「ジゼル」の1 幕はぶどう栽培の盛んな村が舞台です。2 幕の幽玄な夜の森のイメージが印象深い本演目ですが、1 幕はぶどうの収穫を祝い、楽しげに踊る村人たちの平和な風景があります。
何かと暗いニュースの多い昨今ですが、何気ないいつもの楽しい集まりに心踊らせて、自分らしさを大切にしたいという思いを作品に込めました。

 

 

 

佳作賞
『formal』 松浦 進

【作品コンセプト】

「フォーマル」に対しての憧れや違和感を持っている20 代の感性を忘れないうちに作品として残すことにしました。

 

 

 

佳作賞
『8da0b6』 山﨑 愛彦

【作品コンセプト】

タイトルは私が 10 年間使用してきた Twitter アカウント ID で、この絵がセルフポートレートであり、描かれてい るイメージが私の出自や現在の居住地に関連のあるものであることを示しています。
時には美術館に展示されることでアーカイブに残り、自身のプライベートなイメージを SNS よりもずっと 情報の遅いパブリックなメディアに残す、一つの公開日記的な制作を試みています。

 

 

【選考委員からのコメント】

■工藤“ワビ”良平(デザ院株式会社 代表取締役)

このアワードに応募されてくる作品は、いつもバラエティに富んでいます。グランプリになった暁には、エチケットにデザインされて商品として販売されるわけですが、このアワードの面白さはエチケット自体のデザインというより、まずはアートとしての魅力を最優先に考えていることにあります。
審査ではもちろん、最終的にその魅力に加えて、ワインのエチケットとしてふさわしい作品をグランプリとするのですが、グランプリを受賞した白鳥絵美さんの作品は、初見の時から双方の魅力を振りまいており、アートとしての魅力はもちろん、エチケットになった姿が瞬間的に浮かんできました。
佳作となった2 作品も、アートとしての魅力に溢れた甲乙付けがたい作品ですが、白鳥さんの作品は葡萄畑を舞台としたバレエ作品「ジゼル」を題材としており、ワインのエチケットになるべき背景までもがしっかりと刻まれ、まさにグランプリにふさわしい作品だったと思います。

■端 聡 (アーティスト/CAI 現代芸術研究所/CAI03、ディレクター)

コロナ禍の中、応募数が大きく減るのではないかと懸念した今年のエチケットアワードであったが、数もそれほど減らず力作が揃った。作風もデザイン重視のものや、抽象画などの現代美術系、美しい風景画など多岐に渡り、今年の審査も良い意味で悩み多いものだった。
その中でグランプリを受賞した白鳥絵美さんの「Giselle-Matinee」はシンプルな同語反復の構成によるイラストで色彩も淡い緑に抑えられ美しい作品である。「Giselle」というタイトルをみてピンとくる方はバレエファンであろう。クラシックバレエで有名な演目であり、私も何度かこの演目を鑑賞したことがある。葡萄畑に囲まれた小さな村で繰り広げられる男女の悲恋。最後のシーンで精霊となった娘ジゼルが生前愛した男性を守り天へと昇華する物語だ。おそらく受賞した白鳥さんは葡萄畑がロケーションとなる「Giselle」をモチーフとしつつ、村娘ジゼルの儚(はかない)い運命と葡萄の果実を重ねたのではないだろうか。
葡萄の果実も大地に落ち、朽ちる運命であるが、ワインという芳醇な酒に昇華する物語を持っているからだ。ワインを飲みながら、そんなストーリを思い描くエチケットもそうそう無いだろう。

■選考委員 寺田英司(北海道自由ワイン株式会社 代表取締役)

今回で第4 回目となるマオイエチケットに、コロナ禍の中でも多くの作品が応募してくださり、誠に有難うございます。
グランプリの最終選考には、タイプの違う3 作品が残りました。
白鳥絵美さんの「ジゼル」は、クラシックバレエの作品の第1 幕をモチーフに、ブドウ畑で楽しげに踊る村人をポップなイラストで表現してくださいました。
松浦進さんの作品は、一見、古典作品へのオマージュにも見えますが、作家さんの感性とオリジナリティを感じられるインパクトの強い作品でした。
山崎愛彦さんの「8da0b6」は、作家自身が述べられているように作家が接する日常を日記的に再構成した作品で、その構図や色使いが大変美しく思いました。
甲乙のつけがたい3作品でしたが、このような時期だからこと少しでも明るい集いの共にあるワインでありたいという観点で、白鳥さん作品にこめたコンセプトと選考委員3 名の見解が一致しグランプリとさせてもらいました。

 

【製品情報】

商品名: 自由の丘ワイン 夕顔2020(ゆうがお)
発売予定: 2021 年7月
標準小売価格: 1,912 円(税込)
生産本数: 2,200 本
種別: ロゼワイン
使用ブドウ: キャンベル(北海道余市町産)/ヤマブドウ(北海道長沼町産)
内容量/栓: 720ml/コルク
アルコール度数: 12%

北海道余市町産のキャンベル(98%)、長沼町自家畑産の山ぶどう(2%)を使用。
山ぶどうの彩りある香りとキャンベルのチャーミングな果実味。軽やかなバランスの辛口ロゼワイン。

第4 回エチケットアートアワードグランプリ受賞作品『Giselle – Matinee』(白鳥絵美)を採用
した2020 年ヴィンテージ限定のアートボトル仕様。

 

取り扱い店舗: ※7月上旬より取り扱い予定
公式オンラインショップ(https://shop.hlwine.co.jp/
マオイ自由の丘ワイナリー直売ショップ(夕張郡長沼町字加賀団体)
紅櫻公園(札幌市南区澄川389-6)
全国の酒販店等


所在地
069-1316 北海道夕張郡長沼町加賀団体
0123-88-3704
札幌方面から
札幌市内/国道274号経由/車/60分
直売ショップ
10:00~17:00
土日祝日のみ営業(1〜3月は休み)